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基本的な灯りの考え方

さまざまな灯りの空間をつくる方法

照明の配置には、さまざまなやりかたがあります。
ですから「どうやって部屋の照明を選んでいいかわからない」という方は、まず最初に、空間を照らす〈光〉をイメージすることをおすすめします。

照明の光は、大きくわけると

〈空間全体を照らす光〉
room_01.jpg

〈ポイントを絞って照らす光〉
room_02.jpg

の2つにわかれます。

どちらがご自身の理想とする光のイメージに近いですか?

2枚の写真は、照明器具以外はすべて同じインテリアを配置しています。空間を照らす光は、照明器具やその組み合わせによって大きく異なります。それぞれの照明器具を詳しく見ていきましょう。

1枚目〈空間全体を照らす光〉の照明は、光を透過する素材のシェードのものを選んでいます。そのため、光がシェードを透過して、下方向だけでなく天井や壁などに広がり、空間全体が明るくなっています。

〈空間全体を照らす光〉の詳細
madori_01.jpg
間取り図の左側から順に、
  • キッチン :(baba glass)ホワイト2灯吊り
  • ダイニング:テーブル中央に(tarte M
  • リビング :ローテーブル上のやや高い位置に(cannle M



2枚目〈ポイントを絞って照らす光〉の照明は、光を透過しないシェードのものをメインに選んでいます。
光を必要なところに絞って配することで、明暗差のある落ち着いた空間になっています。リビングには光の広がるシェードのスタンドを配しました。

〈ポイントを絞って照らす光〉の詳細
madori_02.jpg
間取り図の左側から順に、
  • キッチン :(baba enamel)2灯吊り
  • ダイニング:テーブル中央に(basque
  • リビング :サイドにテーブルスタンド(bourbon)と、フロアスタンド(noel pleats

照明選びは、この2枚の写真のようにシンプルな2択にはなりませんし、器具の組み合わせや配置はさまざまです。

たとえば、次の写真のように、〈空間全体を照らす光〉と〈ポイントを絞って照らす光〉の間をとった光をつくることもできます。

room_03.jpg

〈中間的な光の詳細〉
madori_03.jpg
間取り図の左側から順に、
  • キッチン :(baba enamel)2灯吊り
  • ダイニング:テーブル中央に(basque
  • リビング :ローテーブル上のやや高い位置に(muffin)と、サイドテーブルにスタンド(bourbon


このようにどんな光にしたいかによって、選ぶ照明器具は変わりますから、理想をイメージすることは、灯り選びに欠かせない第一ステップになります。

イメージが固まったら、次は具体的な照明器具の組み合わせを考え、選んでいきます。

まずは基本として
空間全体を照らす光にしたいときは、光を透過する素材(ガラスやファブリックなど)を用いたシェード、
ポイントを絞って照らす光にしたいときは、光を透過しない素材(琺瑯やスチールなど)を用いたシェード
が適しています。

加えて、照明は光の広がりや明るさのことを考えるだけでなく、
ご自身にとって心地よい灯りかどうか、実際に灯りを感じて判断いただくことも、とても重要になります。


またflameのサイトに、ペンダントを灯りの広がりと明るさを軸にまとめた
灯りの相関図ページを用意しています。
各ペンダントの明るさ/光の広がりを、相関図や写真で比較できますので照明選びの際にお役立ていただけるとうれしいです。

もちろん照明器具を選ぶときのポイントは、これだけではありませんから、これから少しずつ紹介していきたいと思います。次は空間のトーンについてお話する予定です。